京都宇治茶染め
2009年02月23日
京都・帆布バッグ
『はんぷ』こぼれ話
漢字で書くと「帆布」英語だと「CANVAS」キャンバスまたは「DUCK」ダックと言って経(タテ)緯(ヨコ)に平織りで密に織った地厚い布のことです。
「帆布」とは字の如くその昔船の布、帆として使われていました。
その後とても丈夫なので山登りのテントやトラックのシート、布団袋、酒屋や牛乳配達の袋、学生の手提げ袋など生活必需品として広く昭和40年頃までとても活躍しました。
綿帆布の企画によると、通常10番単糸を2木〜8木撚り合わせ織った織物を帆布と言い、1号〜11号まであって、号数の少ないものほど生地が厚くなります。
綿帆布の魅力は、化学繊維にはないナチュラル感と自然素材独特の暖かい風合い、そして何より味わい深くなるまで使い込んでこそ独特の使用感が生まれ馴染んでくる性質や耐久性だと思います。
myutki at 22:23|Permalink│Comments(0)│